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サレジオ会 日本管区 Salesians of Don Bosco

サレジオ家族の聖人略伝

サレジオ会とファミリーの聖人・福者など、
神と人々に生涯を捧げた模範的な人々の略伝を紹介します。

Artemide Zatti福者アルテミデ・ザッティ修道者1880-1951年
サレジオ会修道士

記念日:11月13日


 1880年、南イタリアのレッジョ・エミリアで誕生。ザッティ家は非常に貧しい生活をしていた。そのため、9歳のときには若年就労者として家族を助けた。
 16歳のとき、家族と共にアルゼンチンのパイヤ・ブランカに移住し、サレジオ会支部の近くに居をかまえた。このころ、手渡された「ドン・ボスコ伝」を読み、サレジオ会に関心を抱き、入会を志願した。1900年、20歳のときである。勉学のかたわら、肺結核を患う会員の世話をし、自らも、22歳のとき、感染したが、扶助者聖母のとりなしにより、回復した。
 1908年1月11日に立願。その後、サレジオ会修道士として、病者の奉仕にささげられた日々を送った。人々から「ドン・ザッティ」、「看護師」と愛され、身内のように貧者に接した。 新しい病院を建て運営し、給料を払い患者を無料で治療し、医療費を得るため自転車に乗って市内を走り回り、「自転車に乗った聖者」と称された。その生き方とたくみなユーモアのゆえに、彼自身が薬となった。
 一方、ザッティ修道士は、より効果的な使徒職遂行のため、資格を有する必要を認め、夜間はその準備の勉学にあて、看護師の試験に合格した。70歳のとき、病院の水槽の修理のため、屋上に上り、足を滑らせてしまう。これを機に闘病生活を余儀なくされ、すすんで秘跡にあずかり、1951年3月15日、逝去。彼の葬儀は凱旋式のように盛大なものであった。
 2002年4月14日、教皇ヨハネ・パウロ2世から列福された。